2018年8月10日
2019年6月25日
2019年2月21日
事業概要 平成28年度沖縄文化活性化・創造発信支援事業
「東アジア地域への沖縄本による情報発信及び、出版分野を媒体とした文化交流」
東アジア出版人会議は、書物文化と交流の長い伝統と歴史を持つ東アジアで、近年交流が停滞していることに危機感を抱いた東アジアの出版人が、2005年に人文書を中心にした交流会議は発足したことに始まる。同会議は、日本・韓国・中国大陸・香港・台湾の5地域の出版人で年2回の会議を開催してきたが、昨年11月に行われた第19回台湾会議にて沖縄が6番目の地域として加盟することが承認され、今年4月の香港会議で、10周年の記念大会を沖縄で開催することが決定した。 東アジアの中心的な位置にある沖縄、そして日本とは異なる歴史と文化を持つ沖縄は、東アジア各地域の出版人も以前から興味を示しており、10周年会議を沖縄で開催したいとの要望があった。同会議に6番目の地域として沖縄が加盟し、書物を通した文化交流と情報発信が可能になったことは、沖縄県においても沖縄の出版界にとっても有意義な事だと思われる。 沖縄大会は、高良倉吉氏を実行委員長とした沖縄の出版人で構成する実行委員会にて開催準備を進めていくが、事業主体は合資会社沖縄時事出版で、県事業である「平成28年度沖縄文化活性化・創造発信支援事業」の補助事業として、沖縄県及び(公財)沖縄県文化振興会の支援を受けて開催するものである。